京都市下京区の松本クリニック|産科・婦人科・産婦人科

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ワクチン接種

各種ワクチン接種のご案内

当院では以下のワクチン接種をおこなっております。(予約制)
詳細は診察時に医師にお尋ねください。


・子宮頸がんワクチン 33000円

 

(当院では9価のシルガード9を使用します。
小学校6年生から高校1年生の3月31日までは公費助成対象で無料となります。
それ以外の方は実費で接種が可能です。)


子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)はガンを予防できる唯一のワクチンです。ただし、HPVウイルスに感染する前に接種しなければ意味がありません。子宮頸がんを引き起こすHPVウイルスは性交渉(セックス)によって女性の子宮頸部まで入ってきます。日本人女性を対象にした研究で、初回性交渉の前にHPVワクチンの接種を受けた人では、約94%予防できることが報告されています。


・風疹・麻疹ワクチン 11000円 (単独ワクチンは5500円)

 

(妊娠を希望される方、妊婦様とそのパートナー様のうち風疹抗体価が低い方のみ
京都府内の方はMRワクチン3500円 風疹単独ワクチン2000円)

麻疹(はしか)ウイルスは空気感染し、免疫のない人が感染するとほぼ100%発症します。高熱、咳、鼻水、発疹などの症状がでますが、妊娠中に発症すると肺炎や脳炎など合併症が起こりやすく、また早産や流産になることもあります。
風疹(三日はしか)ウイルスは飛沫感染で、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどの風邪の症状が出ますが妊娠初期の妊婦さんに感染させてしまうと、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きることがあります。 妊娠20週までの妊婦さんが感染すると、胎児に難聴、白内障、先天的心疾患、低体重での出生など、先天性風しん症候群が発生する可能性があります。


・RSウイルスワクチン 33000円

 

(妊婦様のみ対象 )


RSウイルスは、特に乳幼児や高齢者に重篤な呼吸器感染症を引き起こすウイルスです。乳幼児においては、細気管支炎や肺炎の主な原因となり、場合によっては入院が必要になることもあります。
妊娠中にRSウイルスに感染すると、赤ちゃんにウイルスが移行するリスクがあります。また、出産後お母さんがRSウイルスに感染している場合、赤ちゃんに感染を広げる可能性が高まります。

ワクチン接種することにより妊婦さん自身がRSウイルスに感染するリスクを減らし、健康な状態で出産を迎えられます。またワクチンによって作られた抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行し、生後数カ月間、赤ちゃんをRSウイルスから守ることができます。


・三種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風 )5500円

 

(妊婦様のみ対象 )


現在、百日咳の患者数は、新型コロナウイルス感染症の流行期に一時的に減少しておりましたが、近年では再び増加傾向にあります。
特に乳児が感染した場合には、重症化のリスクが高く、2025年に入ってからは重症例の報告も続いています。そのため、引き続き注意が必要です。
百日咳は、抗菌薬が効きにくい耐性菌を含めて、ワクチンで予防が可能な感染症です。感染を防ぐためには、妊婦の方への予防接種が重要とされています。

 

・帯状疱疹ワクチン 8800円

 

(50歳以上 当院では乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」を使用します。
京都市にお住まいで当該年度に65歳になる方は自己負担公費対象4000円/回となります。
令和11年までは70歳、75歳80歳85歳90歳95歳100歳になる方も対象です)


帯状疱疹は、幼児期にかかるみずぼうそうのウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)が原因となります。そのため、加齢やストレス、過労、後天性免疫不全症候群で免疫力が低下した時に再活性化し帯状疱疹として発症します。帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加します。治療が遅れ重症化すると、発疹が消えた後も痛みが残ります。
・肺炎球菌ワクチン 4000円
(65歳以上の京都市在住の方のみ 非課税世帯2000円)

肺炎球菌ワクチンは高齢者の肺炎の原因となる病原体のなかで、最も頻度の高い「肺炎球菌」という細菌を狙った予防ワクチンです。
肺炎球菌以外の微生物による肺炎の予防効果はありませんが、日本では高齢者の重症市中肺炎の約50%が肺炎球菌によるものです
「肺炎予防効果」とともに、肺炎球菌による「肺炎になっても軽症ですむ」、「抗生物質が効きやすい」などの効果もあります。さらに肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防する効果のあるワクチンです。


・インフルエンザワクチン 3520円
(秋冬のみ 妊婦様とそのパートナー様のみ対象)

インフルエンザに感染すると38度以上の発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状をはじめ咳、鼻汁など強いかぜの症状が出てきます。 また妊娠中に感染すると、自然流産、早産、低出生体重児など、重篤な合併症を生じる可能性があるので注意が必要です。

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